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T 皮膚の構造
表皮の一番外側の層は、上皮細胞という扁平な細胞が重なった膜からできていて 表面の一部は角化している(角質層・かくしつそうといいます)。 この部分の細胞は死んだ細胞で、これは垢となって、しだいに剥離・脱落していきます。
角質層は手掌および足底がもっとも厚くなっています。 角質層の下には胚芽層があり、この胚芽層で細胞の増殖がおこなわれて 剥離していった上皮細胞を補給しています。
表皮の厚さは、手掌で約0.7mm、足の裏で約1.3mm、その他の部分は0.1〜0.5mmぐらいです。 上皮細胞は互いが微細な繊維で連結しており、上皮細胞どうしの間にわずかな隙間ができています。
この隙間は、表皮の全層を通じて連絡していて 全体としてみると各細胞のまわりに複雑な通路ができているように見えます。 これを細胞間迷路といいます。
この隙間には、血管からしみでてきた液体(細胞間液)が充満していますが 皮膚の最表層には隙間がないので、乾燥しています。
表皮から水分が蒸発するのは、この液体が皮層の最表層を通じてでてくるからなのです・・・
皮膚の最表層は、この水分の蒸発によって適度の湿度を保持しています。
真皮は表皮の下にある強靭な層で、網状にはしる結合組織からなり、神経や血管が豊富です。
皮下組織は一番深い層です。
皮下組織には脂肪細胞が多く存在していて、この部分を一般に皮下脂肪と呼んでいます。
皮下組織にも神経や血管・リンパ管がよく発達していて、栄養分を貯蔵したり体温を保持する役割を担っています。