胃腸の病気

消化器系X-3 胃腸の病気 目次: X-3 胃腸の病気

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W 胃

胃は食道に続く嚢状の器官で、内容物の多少や胃壁の緊張度によっていろいろな形に変化しているんですよ!

胃各部の名称は噴門(胃の入口)、胃底(噴門より上方の部)、胃体(胃の中央部)、幽門(胃の出口) とつづきます。

胃の左または外側の彎曲を大彎といい、胃の右または内側の彎曲を小彎といいます。 胃の構造は内から外へ粘膜、筋層、奨膜の3層からなります。 粘膜は多数の胃腺を形成して、胃液を分泌する。

胃・十二指腸の病気

: 胃・十二指腸潰瘍:胃や十二指腸の攻撃因子と防御因子のバランスが崩れ、攻撃因子が優位になることで 粘膜下層より深く胃・十二指腸の壁が欠損した状態。

急性胃粘膜病変(AGML)

:突発する胃症状を伴って、胃粘膜に異常所見を認める病変。 (急性胃炎という言葉はあまり用いられない)

慢性胃炎

:胃腺の萎縮と粘膜の変性など萎縮性胃炎が主な病変となる。

メネトリエール(Menetrier)病

:粘膜壁が肥厚し、胃炎の症状とともに蛋白漏出性胃腸症を起こす。

胃ポリープ

:胃粘膜の限局した隆起性病変。良性。

胃癌

:腺癌が多い。

胃肉腫

:胃におこる非上皮性の悪性腫瘍で、悪性リンパ腫や平滑筋肉腫など。

1)胃の消化

@胃の働き

: 消化液である胃液と食べ物をまぜて粥状にします。 これを胃の嬬動によって少量ずつ十二指腸へ送る働きをしています。

たいていは食後10分ごろから胃の内容物は十二指腸に送られ始め 2〜3時間で80%、3〜6時間ですべて十二指腸へ移送されます。

胃内容の移送は、自律神経反射とホルモンとによって調節されています。

水分はほとんどそのまま胃から十二指腸へ流れこみます。 三大栄養素では糖質がもっともはやく移送され、タンパク質はその2倍かかり 脂肪は胃の運動を抑制するのでもっとも時間がかかります。

脂肪の多い食品を食べると、胃にもたれた感じがするのはこのせいなんですね。



A胃の神経支配

迷走神経を刺激すると胃の運動が克進し、交感神経を刺激すると逆に抑制されます。 迷走神経を切断すると胃の運動の抑制がおこるばかりでなく 胃液分泌の低下と痛みの感覚が消失してしまいます。

B胃液の分泌

胃へ食物が入ってきたり、食物を見たり嗅いだりすると 脊髄から迷走神経を介して胃液の分泌がおこります。

つぎに食物が幽門付近に達すると 消化管ホルモンのガストリンが分泌され 胃液の分泌を促進します。

C胃液の成分と働き

胃液は一回の食事で約500〜700ml分泌されます。 1日の分泌量は約1500〜2500ml、pHは1.0〜1.5の強酸性です。

胃液の成分:房細胞からでる塩酸(HCI)、主細胞からでるタンパク質分解酵素(ペプシン) そのほか凝乳酵素(レンニン)、脂肪消化酵素〈リパーゼ)、粘液および各種の電解質など。

ペプシンは、はじめ非活性化された形のペプシノーゲンとして分泌され 塩酸の働きでペプシンにかわります。

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