咽頭・喉頭・呼吸器系病気

呼吸器系W-2 咽頭・喉頭 目次 U 咽頭 V 喉頭

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U 咽頭

咽頭の前方は鼻腔と口腔、下方は喉頭と食道へ通じています。 また上方は頭蓋底、後方は頸椎と接します。

長さは約12cmであり、上から鼻部、口部および喉頭部の3部にわけられます。

1)鼻部(上咽頭)

後鼻孔により鼻腔とつながり、両側璧には鼓室(中耳腔)と交通する耳管が一対開いています。 上壁から後壁にかけて咽頭扁桃が分布しています。

☆アデノイド・咽頭扁桃肥大:小児ではこの扁桃が肥大することがしばしばある。 このとき肥大した扁桃が耳管の開口部を圧迫して、聴力障害がおこることもある。 また鼻腔との交通を妨げて鼻呼吸を困難にさせたりすることもある。 不自然な呼吸をたえずおこなうため疲労しやすく記憶力、聴力の障害、発育不良の原因となりうる。

2)口部(中咽頭)

上方は口峡から口腔へ通じ、下方は舌根に接しています。

3)喉頭部(下咽頭)

上方の舌根部から下方の喉頭輪状軟骨の下線までをいいます。 前上方は喉頭の入口、後下方は食道へ通じます。

咽頭は空気を喉頭に導入する通路となり、また発声するとき声帯の働きをたすけて反響器の働きをします。 また、食塊を飲みこむ際に、咽頭壁の諸筋が働いて食塊の輸送をたすけます。

V 喉頭

喉頭は、咽頭につづく気道の一部で、また発声器としての作用があります。 その壁は軟骨、靭帯および筋肉で構成されます。

喉頭蓋軟骨は、舌の基部で喉頭の入口の前部に舌状に突出し 食物を飲みこむ際には、その入口にふたをするようにかぶさり、食塊が喉頭にはいるのを防ぎます。

喉頭の軟骨には、喉頭蓋軟骨、甲状軟骨、輪状軟骨、披裂軟骨、小角軟骨、楔状軟骨などがあります。

甲状軟骨は喉頭の軟骨のうちでも最も大きく、男子が思春期になると発育し その中央が強く前に突出します。 これを喉頭隆起(のどぼとけ)といいます。

喉頭腔の側壁には、前後にはしる二対のヒダがあります。 上のものを室ヒダまたは仮声帯、下のものを声帯ヒダといいます。 左右声帯ヒダによって狭くなった腔を声門といいます。 声門は喉頭内の最も狭い部分であり、発声器の働きをします。

喉頭の軟骨には筋や執帯がつき、それらが声門の開閉、声帯の緊張、弛緩をおこないます。

☆さ声:反回神経麻痺、喉頭炎、甲状腺機能低下症、喉頭結核、ポリープができたりすると、 声帯の動きが障害されて声がかれる状態。

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