赤血球〜貧血の種類

血液系 V-2 赤血球〜貧血の種類 目次 W 赤血球・白血球・血小板 W-1)赤血球  -2)赤血球の生成

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W 赤血球・白血球・血小板

1〉赤血球

赤血球は直径およそ7.5〃(1ミクロンは1000分の1mm)厚さ2〃の 両面のややくぼんだ 核をもたない円盤状の細胞です。

↑なぜこのような形をしているかというと、酸素との結合効率をよくするためです。 表面積が大きく、距離は短くなりますので、細胞と酸素をやりとりするのに効果的な形です。

鉄(Fe)をふくんだ血色素(ヘモグロビン)で赤く色づいています。

☆血液中の血球の占める容量比をヘマトクリット値といいます。 遠心分離器にかけて測定しますがそのほとんどは赤血球です。

赤血球の数は、血液1立方ミリメートル中に男性約500万、女性約450万程度です。

血液中のヘモグロビン(Hb)は、肺で酸素と結合して酸化ヘモグロビンとなります。 酸素を組織に与えて、そこで新陳代謝の結果生じた二酸化炭素を受け取って還元ヘモグロビンとなり 今度は二酸化炭素を肺へ運搬する役割を果たしています。

血中ヘモグロビン量の正常値は 男性14〜18g/dl、女性12〜16g/dl 程度です。

2)赤血球の生成

赤血球は、骨髄の中で赤芽細胞から分化します。 赤芽細胞から赤血球への分化は、腎臓から分泌されるホルモンのエリスロポエチンにコントロールされています。

赤血球は核をもたないので、分裂して増殖することはできません。 赤血球には寿命があり(約120日)、時期がくると主に肝臓、脾臓で破壊されています。

へモグロビンは、ヘムとグロビンと鉄とに分解されます。 ヘムはポルフイリン環が開環し、間接ビリルビンとなったのち肝臓から胆のうへ排泄されます。

鉄欠乏性貧血

:鉄の排泄増大が原因のものが多い。小球性低色素性の貧血。 ☆

鉄芽球性貧血

:赤血球の中のヘム合成過程に障害がみられ、鉄の正常利用ができなくなり 正常な造血ができなくなる病気。 ☆

無トランスフェリン症

:先天的にトランスフェリン(ヘモグロビン合成系に鉄を取り入れるのに必要)
が少ないので、臓器に鉄が沈着しやすい。 ☆

巨赤芽球性貧血

:DNA合成障害による核の成熟障害と、無効造血を特徴とする病気。 ビタミンB12の欠乏によるものが多い。 ☆

サラセミア

:ヘモグロビンを構成するポリペプチド鎖の合成が抑制された病気。 ☆

鎌状赤血球症

:赤血球が鎌形をしていて、溶血性の貧血を生じる病気。 ☆

再生不良性貧血

:骨髄の障害でおこる汎血球減少症。 ☆

溶血性貧血

:血液が血管の中や外で破壊され貧血をきたすもので 先天性のものとしては遺伝性球状赤血球症、サラセミアなど 後天性のものとしては発作性夜間血色素尿症、DIC、人工弁、バンチ症候群などが挙げられる。

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