血小板の解剖生理学

血液系V-4血小板病気の解剖生理学 目次

W-4) 血小板

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W 赤血球・白血球・血小板

4)血小板

血小板の機能は止血と血液凝固作用です。つまり、血管内皮組織へ粘着し、凝集し、退縮する作用をもちます。 これを一次止血といいます。 それに加えて、一次血栓を補強するように凝固系が作動し、血小板、フィブリンで止血栓をさらに固めます。 これを二次止血といいます。

血小板は赤血球の約1/3の小さな血球(2〜3〃の円板状)で 赤血球と同じように核をもちません。

骨髄内の巨核細胞からつくられ、1ml中に20〜50万あります。 寿命は約10日前後といわれ、脾臓で壊されます。

☆血小板異常:

血小板無力症

常染色体劣性遺伝の先天性血小板機能異常により出血傾向を呈する病気。

von Willebrand病(フォンビレブランド病)

常染色体優性遺伝の病気。 第[因子に必要なvon Willebrand因子の低下が特徴。

Bernaerd-Soulier症候群

常染色体劣性遺伝の病気。巨大血小板がみられる。

特発性血小板減少性紫斑病

何らかの原因で血小板自己抗体が産生され、 それによって血小板が破壊されるため血小板減少を示す病気。

溶血性尿毒症症候群

微小血管障害生溶血性貧血、血小板減少、急性腎不全を特徴とする病気群。

Kasabach-Merritt症候群

進行性に増大する血管腫と著しい血小板減少、全身性の紫斑がみられる病気。

凝固系異常

凝固因子の異常による病気。

血友病

[因子か\因子の凝固活性が先天的に欠乏しているためにおこる易出血性の病気。

☆血管の異常

Henoch-Schonlein紫斑病(血管性紫斑病)

アレルギーにより毛細血管の透過性が亢進し、組織の浮腫、出血をきたす病気。

播種性血管内凝固 DIC

血液凝固反応、血小板が活性化され、全身の細小血管内に血栓を生じて 諸臓器の循環不全、機能不全をきたす病態。悪性腫瘍、白血病、敗血症が主な原因。

☆線溶系異常:

線溶とは血管内に形成された不要な血栓を溶解除去する働きのことをいう。

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