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T 血液の性質
血液のpH(酸、アルカリ度)は弱アルカリ性(pH7・2〜7.4)で 比重は水よりやや重くおよそ1・055〜1・066くらいです。 その血液の量は体重の1/10から1/13で、成人にすると5〜6リットルとなります。 血液の1/3以上が血管外へ流出してしまうと 生命が危険となります。
U 血液の機能
1)運搬作用
血液の流れによって糖質や脂質などの栄養物質や代謝産物 電解質、ホルモンなどを運搬しています。
2)内部環境の維持(排泄や体温の調節)
各組織にできた蛋白質の分解産物、その他の老廃物や余分の水分を 血液の流れによって腎臓やほかの排泄器官に運んで排泄させます。 また、骨格筋などで生じた熱を血液により全身に運び(拡散)、体温を常に一定に保っています。
3)生体防御作用
血液中には 抗毒素のような免疫体や病原菌を食い殺す白血球がありこれらによってからだを保護します。
V 血液の成分
血液は、液状成分(血奨)と有形成分(細胞成分=血球成分)とにわけられます。 容量中の45%が血球成分です。
●液状成分(血奨)‥・……血清とフイブリノーゲン(線維素原)
●有形成分(血球)……‥・赤血球、白血球、血小板
血液の液状成分は、血液を固まらない状態で分離した場合にできる血漿と
血液をいったん凝固させた後にできる血清に区別されます。
つまり 同じ液状成分といっても 血液が固まる前の液状成分と、血液が固まってからの液状成分とは 血漿と血清というように違った名前がつけられていて、その内容も性質も異なったものとなります。
固形成分は45%、その大部分は赤血球です。 白血球と血小板は、遠心分離にかけると 比重の関係から固形成分の最上層に薄い白い層をつくります。