呼吸器系病気・鼻

呼吸器系 W-1 鼻 目次 T 鼻

呼吸器系病気のなかには、感染性の病気(急性細気管支炎、クループ、肺炎、肺結核、肺真菌症)など 慢性閉塞性肺病気、拘束性肺病気、嚢胞性肺病気、肺腫瘍、 アレルギー病気、肺の循環障害、機能的呼吸障害などさまざまな病気があります。 また、縦隔の腫瘍(胸腺腫、神経原性腫瘍など)、胸膜・胸壁の病気(胸膜中皮腫、気胸など)があります。

呼吸器系は、からだの中でいろいろな物質代謝の結果生じた炭酸ガスを排出して 酸素をからだの中に取りいれる機能をはたしています。

呼吸には2種類あります。
一つめは、肺を中心としておこなわれる呼吸で 外気とからだの中に生じたガスとの交換を外呼吸、あるいは肺呼吸といいます。 一般的に呼吸という時には、この外呼吸をさしています。
もう一つは、血液と細胞組織との間でおこなわれるガス交換を内呼吸、あるいは組織呼吸といいます。 鼻、咽頭、喉頭、気管、気管支、肺などを呼吸器系といい、この順序で外気がからだの中に取りいれられます。

空気が鼻から肺胞に達するまでの諸器官(鼻腔、咽頭、喉頭、気管支)は 空気の導入路となるので一括して気道と呼びます。 気道は異物の侵入を防ぎ、肺に入る空気に温度と湿度を与えます。 喉頭は発声の働きを持っています。

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T 鼻

鼻は気道の入口となる器官です。
嗅覚をつかさどり、外鼻と鼻腔にわけられます。

1)外鼻

いわゆる鼻とよばれる部分で、顔面の中央に位置し、顔面骨の一部と軟骨から成りたっています。 外鼻は鼻根、鼻背(鼻すじ)、左右の鼻翼、鼻尖の各部からなっています。 下方には一対の外鼻孔が開き、鼻腔の入口となります。

2)鼻腔

鼻腔は鼻中隔によって左右にしきられています。 うしろは後鼻孔で咽頭に通じます。

鼻中隔に彎曲や肥厚があったり、鼻甲介の粘膜が炎症をおこすと、鼻道が狭くなり鼻閉塞がおこります。

鼻腔の粘膜は血管にとみ、表面は多列繊毛円柱上皮でおおわれ、粘液を分泌する杯細胞が存在します。 これによって、外気とともに侵入したホコリや異物などを排除しているのです。

さらに、鼻腔の粘膜には静脈が網の目のように分布しており これらが鼻腔に入ってきた空気を、温めてから気道に送りだすあたためる役目もはたしています。

鼻腔の上部には嗅細胞と支持細胞からなる嗅部粘膜があって、嗅細胞がにおいを区別します。

3)副鼻腔

副鼻腔とは、頭蓋骨の中の空洞で鼻腔とつながっているものをいい、内面は粘膜でおおわれています。 上顎洞、前頭洞、蝶形骨洞、しこつ洞などがあります。

副鼻腔炎

:(ふくびくうえん・蓄膿症)副鼻腔のうち、特に上顎骨のなかにある上顎洞は 中鼻道に開口していて、しばしば慢性の炎症におかされやすい。

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