甲状腺の病気

内分泌系[-4 甲状腺の構造と甲状腺ホルモン目次

T 甲状腺

内分泌系の病気はそれぞれの器官に独特のものと、さまざまなホルモンを巻き込むものがあります。

甲状腺病気としては甲状腺機能亢進症、バセドウ病、甲状腺機能低下症、クレチン症、急性化膿性甲状腺炎 、慢性甲状腺炎、甲状腺腫、甲状腺癌など。

上皮小体の病気としては上皮小体機能の亢進症、低下症があります。

副腎病気には、クッシング症候群、原発性アルドステロン症、バーター症候群、副腎皮質機能低下症 (アジソン病、など)褐色細胞腫、先天性副腎皮質過形成、副腎性男性化症候群など。

膵臓にはゾーリンジャーエリソン症候群、インスリノーマ、グルカゴノーマ、WDHA症候群など。

性腺病気にはクラインフェルター症候群、ターナー症候群、多嚢胞性卵巣症候群などがあります。

T 甲状腺

甲状腺は、喉頭から気管上部にかけて左右両側および前面に位置する蝶形の赤褐色をした器官で 甲状軟骨のすぐ下にあるのでこの名がついています。 垂さは約20gです。

ここから分泌されるホルモンは、サイロキシンあるいはチロキシンと呼ばれるヨウ素(ヨード)化合物です。 サイロキシンは甲状腺刺激ホルモン(TH)に命令されて分泌され、グロプリンと結合して濾胞の中のコロイド中に貯えられています。
甲状腺ホルモンの生理作用は、全身の組織細胞を刺激して酸化作用をたかめます。

このため物質代謝をたかめ酸素消費が増します。 各種臓器の機能、とくに心臓の機能は克進し基礎代謝はたかまり、体温が上昇します。 そのほか心身の発育や性的成熟を促す作用もあります。

@物質代謝の促進作用

A発育成長を促進する作用

B神経系の機能促進作用

甲状腺中毒症

:さまざまな原因で甲状腺ホルモンが過剰になり、その作用が強く発現している状態。 ・

甲状腺機能亢進症

:甲状腺からのホルモン分泌が過剰になって甲状腺中毒症を生じる病気。 ・

Basedow病(バセドウ病)

:びまん性の甲状腺腫を伴った甲状腺中毒症で、 甲状腺に対する自己抗体である甲状腺刺激免疫グロブリンによる自己免疫病気。 ☆

甲状腺機能低下症

:さまざまな原因で甲状腺からのホルモン分泌が減少して作用不足による種々の症状が発現している状態。

クレチン症

:原因がなんであれ、胎児期に甲状腺機能低下症に陥ったもの。 ☆

甲状腺炎

: ・

急性化膿性甲状腺炎

:化膿菌が甲状腺に至り、急性化膿性病変をきたす病気。 ・

亜急性甲状腺炎

:原因不明の甲状腺炎で一過性の甲状腺機能亢進状態を呈する病気。 ・

慢性甲状腺炎(橋本病)

:甲状腺における慢性の炎症性病気。血中に甲状腺の自己抗体が認められる。 ☆

甲状腺癌

:甲状腺に発生する悪性腫瘍は、甲状腺癌と悪性リンパ腫に分けられる。 甲状腺癌は乳頭癌、濾胞癌、髄様癌、未分化癌に分けられる。

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