脳幹・小脳の病気

神経系\-2 脳幹・小脳の機能と解剖目次

U 脳幹 V 小脳

U 脳幹

脳幹とは、大脳半球と小脳を除いた部分をさし、間脳、中脳、橋、延髄をいいます。 神経管の上端の左右にふくれている部分が大脳半球です。 人の脳ではとくに大脳が発達し、これが脳の大部分を占め、また、同じようなふくらみが下方に生じて小脳をつくっています。

1)間脳

視床と視床下部からなり、視床はその内部に大きな灰白質の視床核があり 感覚(主に視覚・聴覚)の中心となっています。 視床下部は自律神経系の総合中枢です。

@視床:感覚神経や一部の運動神経を中継します。 A視床下部:自律神経の中枢。血圧の調節、心指数、呼吸数の調節、体温の調節、唾液の分泌、睡眠、電解質や水の代謝など 生きていくために必要な植物的機能は、すべてこの視床下部がつかさどっています。

2)中脳

身体の平衡・姿勢を保つ中枢や視覚に関する反射中枢があります。

3)橋

顔面や咽頭を支配する自律神経の中枢があります。

4)延髄

呼吸や循環を調節するほか、生命維持に重要な役割をもつ自律神経の中枢などがあります。

V 小脳

小脳は後頭蓋窩にあって、大脳とは小脳テントで区別されます。 左右両半球と虫部、扁桃部からなり、運動の調節と平衡機能をつかさどります。 すなわち、内耳からの平衡覚や筋・腱・関節からの深部知覚などを受けいれて、全身の筋肉の緊張と運動を調節します。

大脳と違い、右の小脳の障害は右の上下肢にあらわれます。 小脳に異常が起これば、千鳥足歩行など運動の平衡がとれなくなり 鼻を指でまっすぐに指せなくなったり、一点を同じ方向に同じ強さでたたけなくなるなどの協調運動失調があらわれてきます。

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