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T 精巣(睾丸)
精巣は、精子形成と男性ホルモン分泌という2つの機能をもっています。
1)位置と形状
左右の陰嚢内に1つずつある扁平で楕円形をした実質器官で、その重さは約5〜15g。 精巣は胎児のとき腎臓の前下にあったものが、生まれるまでにしだいに下がって鼠径管を通って陰嚢にはいります。 そのため腹膜の一部である精巣鞘膜につつまれています。
☆停留睾丸(ていりゅうこうがん)
:下降がうまくいかないと停留睾丸といって手術が必要になることもあります。
2)構造
表面は線維性結合組織からなる白膜でおおわれています。 白膜からは精巣中隔が実質内にのび、実質は多数の精栄小葉にわかれています。
各小菓には数本の精細管があり、これらが集合して精巣綱をつくり ついで10数本の精巣輸出管となって精巣上体になります。
☆睾丸捻転(こうがんねんてん)
:精巣か精索の捻転によって急激な血行障害がおき、睾丸が壊死する病気。
☆精巣腫瘍(せいそうしゅよう)
:生殖細胞は、将来どんな組織にも分化していくことができる細胞であるため、いろんな腫瘍が発生する。
U 精路‥‥‥精巣上体(副睾丸)・精管・尿道
1)精巣上体(副睾丸)
精巣の上端からおこり、精巣の後縁にそってくだる細長いヒモ状の管からなり、下端から精管につづきます。 精巣上体は頭、体および尾の3部にわかれます。
精巣上体管は強くうねっているため、全長約5mにもおびます。 この部分は結核菌や淋菌の感染をうけて精巣上体炎をおこしやすいのです。 これは男性側の不妊症の主な原因となります。
2)精管
精子を運ぶ導管で全長40cmで約3mmの比較的太い管です。 精巣上体管につづき、鼠径管をへて腹腔内にはいり膀胱のうしろに達し、 射精管となり前立腺をつらぬき左右別々に尿道に開きます。
3)尿道
膀胱内の尿を外に排泄する管です。 男性では16〜18cmあり、前立腺部、隔膜部海綿体部の3つに分けられます。