循環器系.心臓の病気

循環器系 心臓の解剖と働き 目次

T 心臓の位置 U 心臓の中身

循環器系の病気は、脈の異常病気、虚血性心病気、心弁膜症、先天性心病気 心内膜・心筋・心外膜病気などに大別されます。 脈の異常は不整脈で、頻拍性の不整脈(心房粗動、心房細動、心室細動、心室粗動、など) 徐脈性の不整脈(洞不全症候群、房室ブロック)、その他の型としては 脚ブロック、WPW症候群などがあります。

虚血性心病気には狭心症と心筋梗塞。 心弁膜症は僧帽弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症、僧帽弁逸脱症、大動脈弁狭窄症などがみられます。 先天性心病気は中隔の欠損や動脈の異常などがみられます。

心内膜病気は感染性心内膜炎、心筋病気は特発性心筋症(拡張型心筋症、肥大型心筋症)など。 心外膜の病気としては急性心膜炎、心タンポナーデなどがあります。

心臓はいったい人間の体の中で どんな働きをしているのでしょう? 人の体には、血管が隅々まで分布しています。 心臓から送り出された血液は全身を循環していきます。 心臓からでていく血管を動脈、心臓に戻ってくる血管を静脈と呼んでいます。 動脈と静脈の間には毛細血管という細かい血管があって そこで酸素や栄養と老廃物の交換をしています。

下に全身の動脈系、静脈系の血管分布の図を載せました。 一緒に描画すると分かりづらいので、それぞれに分けています。 からだの真ん中を走っている大静脈は、大動脈の少し右側に位置しているんですよ。 お腹の内臓の 背中側にきています。


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T 心臓の位置

心臓は、成人ではおよそ縦の長さが14cm、横幅が8cm、厚さ8cm、重さは200〜300gくらいです。 ちょうど、大人の握りこぶしぐらいの大きさです。 心臓は左右の肺の間に挟まれる縦隔(じゅうかく)、という部分にあります。

位置関係

左右:左右の肺に挟まれています。 下面:横隔膜と接しています。

心臓の前方下端はやや左側にあって、これを心尖(しんせん)といいます。 ここが一番体表から心臓に近くなります。

心尖の位置は左乳頭線上(乳頭を通る垂直線)の第5肋間(肋骨の骨と骨の5番目の間)にあって この部位に心尖拍動が感じられます。

U 心臓の中身

心臓は中身が空洞の器官で、筋肉(心筋)でできています。 中に空洞があるので 中空性器官(ちゅうくうせいきかん)といいます。

この空間は心房中隔(しんぼうちゅうかく)と心室中隔(しんしつちゅうかく)という2つの壁で左右の腔に分けられます。
さらに、この左右の腔は房室弁という弁で心房と心室にそれぞれ分けられます。 つまり、心臓は4つの部屋(左右の心房、左右の心室)に分けられているのです。

心室

心室は、全身へ血液を送り出すポンプの働きをしています。 心室の壁は心房に比べて厚く、よく発達しています。 右心室からは肺動脈、左心室からは大動脈がでています。 一番大変な働きをしているのは 左心室です。 全身に血液を送らなくてはならないため、筋肉も最も発達していて厚くなっています。

心房

心室へ血液を送り込むためのポンプの役割をしています。 右心房には上・下大静脈から血液が流入し、左心房には肺静脈が入っています。

☆先天性心病気

心室中隔欠損症

:心室中隔に欠損孔があり、その孔を通して左室から右室に動脈血の一部が流入する病態。

心房中隔欠損症

:心房中隔に欠損孔があり、その孔を通して左右短絡を生じ、右房、右室への容量負荷を生じる。

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